このブログを書いているのは、ボディコンテストで一度も入賞したことのない54歳です。右肩には慢性の腱板の不具合があり、膝は鵞足炎(がそくえん)らしき痛みと付き合っている。何度もぎっくり腰も経験している。直近の大会に向けた5ヶ月の減量では、体重は10.1kg落ちたものの、その中身を専属トレーナーと振り返ると、水分を差し引いてもおよそ3kg以上は筋肉そのものを失っていた。会場では、自分より明らかに絞れている出場者たちの中で、寸胴な体つきに笑いが起きた。
ここに書いていくのは、劇的な変化の記録ではない。運動が得意な人間でもない。センスで追い込むことも、感覚で仕上げることもできない。ただ、ある程度の知恵と、それを試す粘りだけはある。5年間ついてもらっている専属トレーナーの指導のもとで、栄養・睡眠・関節の状態をできる範囲で数値に落とし、うまくいったこと・いかなかったことをそのまま記録していく。
なぜ書くのか
プロのトレーナーの方々から見れば「もっとこうすればいいのに」と思う稚拙なやり方だろうし、興味のない人からすれば見たいものではないかもしれない。2026メガロスボディコンテストの写真はすでに公開しているので、隠しようのない範囲というのもある。それでも書く理由は、大きく二つある。
一つは、失敗と、そこそこ効いたものの記録を残すこと。5ヶ月のカットで筋肉を3kg近く失ったこと、その反省から次のサイクルではカット期間を半年以上に延ばすと決めたこと、鵞足炎になった原因の種目を特定して置き換えたこと。うまくいかなかった判断と、その後の修正をそのまま書いておく。
もう一つは、等身大の中の積み重ねを残すこと。40代・50代になって、怪我を抱えながら体を変えようとしている人にとって、完成された正解より、同じように迷っている人の記録のほうが参考になることがあると思っている。
ここで書く「体」は、記録であって処方箋ではない
この先の記事で扱っていくのは、だいたい次のようなテーマになる。
- コンテスト体験記 — 大会に向けた数ヶ月と、出場から得たもの
- 怪我との付き合い方 — 右肩・膝・腰、それぞれに何を試し、何を今もやめているか
- 年間の長期戦略 — リフィード→リーンバルク→カットという年間サイクルをどう組み、どこで判断を誤り、次のサイクルにどう反映させたか
- 使っているガジェット — GarminやHealthPlanetなど、感覚に頼れない分をどう数値で補っているか
- サプリ・栄養・睡眠・回復 — 試して効いたもの、効かなかったもの、あくまで一個人の実験結果として
どの記事も、「〜すべきです」という結論は書かない。トレーナーにこう言われた、自分で調べてこう考えた、結果はこうだった――そこまでを一人称で記録する。
専属トレーナーについて5年、その指導のもとで続けています。個別指導のご案内は、恐縮ですがご遠慮しております。


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